


当店料理長が自信をもってお届ける季節限定の商品。それが手作りのカラスミです。カラスミとは【日本の三大珍味】でありボラの卵を塩漬けしたもの。きめの細かい卵が集まってひとつのハラとなっています。長崎産が有名ですが本物の手作りの味にはなかなか出会えません。竜宮城のお客様だけにご案内する「数量限定の貴重な珍味」
です。

卵の粒が分かりますか? 断面はこのように美しいです!

厳選した仕入れから始まる“手作りの工程”をご紹介致します。
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新鮮なボラの卵を買い付け(H.23.10.4)
ボラは川と海の境に生息しその身は刺身にはあまり向かないとされています。しかしその卵は極上品。キズをつけないように塩水で丁寧に洗います。

一匹に重量感ある卵がずっしりと入っています。鮮度が良いため色合いがキレイです。
A 塩漬け開始(H.23.10.5)
ボラの卵はそのままでは食すことができず、昔ならではの知恵で大量の塩を使い漬け込みます。

お互いをくっつけず塩で全体を包み込みます。
約一カ月の熟成(H.23.11.2)
ゆっくりと塩分を入れていくことにより卵を〆ていきます。柔らかな卵がだんだんとしっかりとしたものになってきます。

B塩抜き(H.23.11.3)
丁寧に塩を落として冷水に漬け込み、カラスミの中の余分な塩分を抜きます。

塩漬け後は生の色から鼈甲色に染まります。
C風干し(H.23.11.4)
網に入れて風干しします。この11月の時期に干すのがポイントです。寒風の風に当てるとこによって卵がぎゅっと締まります。

白く見えるものはボラの腹がそのまま付いたものです。この部分を手に持ち仕込みをすることによって卵をキズ付けません。
D仕上げ干し(H.23.11.24)
最後は企業秘密ですが、ブランデーを塗って仕上げます。ブランデーを使う事で色と香りを付け更に照りが出ます。

磨き上げられたようなカラスミたちはそれぞれに色が違います。

ここまでざっと二か月あまり、長く丁寧に仕込むことで、美味しさに深みが出てきます。以上の工程がカラスミが仕上がるまでの流れでした。

商品は真空パックで届きます。袋から出し、包丁で薄く切ってまずはその味をお確かめ下さい。
●生の大根と一緒に!
生の大根の皮を剥きスライスします。スライスした生の大根でカラスミをサンドし召し上がって下さい。

その理由とは?
カラスミの塩分に生の大根がほどよく合うのが相性の良い理由ですが、それともうひとつ。手作りの生カラスミはチーズのような触感ですので、歯にねっとりとくっつきます。それを大根と食べる事で防いでくれるのです。
●カラスミは日本酒にとってこれ以上にない肴!
日本酒はもちろんですが、白ワインにもよく合います。
●炙りも旨い!
スライスしたカラスミを網で軽く炙って召し上がって下さい。炙ることで、表面の脂が焦げ、香ばしさがたまりません!!
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